「八紘一宇」の塔を考える会の主張

 

 

「八紘一宇」の塔を警告碑に、平和ミュージアムをつくりたい


「八紘一宇」の塔は加害を証言する戦争遺跡

 

考える会は、①塔建設の史実を調査・研究する②戦前・戦中・戦後の現代史を学ぶ③全国各地の地域掘り起こし活動と交流する、の3つを柱に25年前から活動してきました。考える会はこれまでに、この「八紘一宇」の塔は、日中戦争時の「国民精神総動員」の一環として推進された「皇紀2600年」記念事業として建てられたことや塔の礎石は宮崎県内・国内と当時日本が植民地として支配していた台湾や朝鮮半島、侵略していた中国各地などから軍隊や日本人団体が送り、侵略戦争や植民地支配を正当化し、戦意高揚の役割を果たしてきたことを明らかにしてきました。

 

しかし、戦後、この塔は「平和の塔」としてその真実の歴史は隠されたままです。県の公園管理事務所が新しく作成したパンフレットのこの塔は「貴重な歴史遺産」であるという説明の中に、昭和15年の時代状況や「八紘一宇」の意味については何も触れていません。この塔建設時に玉石を拾ったり、もっこを担いだりした記憶を青春の懐かしい、輝かしい1ページとしていまだに抱き続けている県民もいます。

 

「八紘一宇」の塔を警告碑として、平和ミュージアムの建設を

 

考える会は、以下の4つのめざす方向と具体的な活動をより広い人々と共同で具体化していきます。

 

① 「八紘一宇」の塔は日本の侵略戦争に宮崎県民を動員するための「塔」であり、日本のアジア侵略という加害を今に伝える貴重な歴史遺産=「戦争遺跡」であることを広める。

 

② 県立平和台公園の黒木博知事署名の虚偽の碑文を史実に沿ったものに書き改めさせる

 

③ 塔を戦争遺跡と位置付けて歴史平和資料館の建設を働きかけていく

 

④ 塔を戦争遺産(文化財)として登録させるとともに、県立平和台公園を真に反戦平和を表現する公園にする。


「八紘一宇」の塔を考える会

事務局 🏣880-0026

宮崎市波島2-30-2   


戦跡保存全国ネットワーク

http://senseki-net.on.coocan.jp

 



考える会のニュース

2017年6月25日

総会では、南邦和さんが《「共謀罪以後の日本社会》と題して記念講演。活動の総括と方針については機関誌第79号を参照。

7月30日の午後

連合熊本県南地域協議会(八代)の一行約40名を塔に案内。「平和を考えるバスツアー」で塔を訪問。昨年は人吉球磨地域の方々を案内しました。

7月6日午前

第40回九州沖縄医療生協組合員交流研修会の一行約70名を塔に案内しました。雨の中、バスに待機しながら4班に分かれての見学会でした。

敗戦記念日恒例の8.15ウォッチングの「八紘一宇」の塔の朝は雷雨でした。雨も弱まり、塔内部や礎石も案内しました。マスコミ関係者も含めて約30名の参加でした。

7月7日午後

宮崎公立大学で開催された国際文化学会の17名を塔に案内。翌々日の「宮日新聞」でケネス・ルオフ教授も参加していたと知りびっくり。

8月19,20,21日第21回戦争遺跡保存全国シンポジウム高知大会に参加。宮崎から約20年ぶりに参加して報告しました。南国市前浜掩体壕、高知大学農学部内の旧海軍航空隊通信所の地下壕を見学。